2014年に買って良かった文房具
2014年ももう終わりなので、今年買って良かった文房具を部門別に紹介します。毎週のように文房具屋に顔を出しては何かしら買っていたので、ブンゲル係数が恐ろしいことになっていると思いますが、もちろん計算はしません。
【シャープペン部門】オレンズ(ぺんてる)
0.2mmの超極細シャープペン。細い芯は折れやすいという問題に、芯を出さずに書くという画期的な方法で対応したのがオレンズです。たぶんノートをきれいにとるのにもっとも適したシャープペンではないかと思います。
最近、ZEBRAのデルガードという、こちらも芯が折れない機構のシャープペンが出て話題になりましたが、今のところ0.5mmしかないので個人的には様子見です。0.2mmは無理っぽいですけどね。
ただ、オレンズは紙によっては相当ひっかかるので注意が必要です。そして、当然ながらかなりカリカリします。芯ではなくペン先の金属で書いているような感じです。また、他と比べて替芯が高いのも難点。
1月には0.3mmバージョンも出るそうですが、自分は細字が好きなので、むしろ0.1mmを望みたいところ。米粒に文字でも書く気かっ!
【多機能ボールペン部門】ピュアモルト 4&1(三菱uni)
混戦の多機能ボールペン部門ですが、No.1はピュアモルト 4&1です。ざっくり言うと、三菱uniのジェットストリーム 4&1のグリップ部分をラバーからウッドに変えただけなのですが、おかげでグリップ部分に埃がつかず、見た目もそれなりに高級感があるので、主にビジネスシーンで活躍してくれました。今年、いちばん使ったペンです。
自分は文章を書き終わったあとにドヤ顔でペンを机に放り投げる癖があるのですが*1、今のところウッドグリップが割れたり、軸に異常が発生したりということはありません。けっこう丈夫です。
次点はLAMY2000 L401*2。高価すぎて思い切り使えないというのが難点です。
三菱鉛筆 多機能ペン ピュアモルト 4&1 MSXE520050724 ブラック
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LAMY 2000 4色ボールペン L401 〔正規輸入品〕
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【単色ボールペン部門】プレフィール 0.3mm(ZEBRA)
シャープペンの項でも書いたように、細字好きのワタクシ。それに、もともと書く文字が小さいということもあり、会社では細字担当として名を馳せています。
これまで細字を書く時はゲルインキだとシグノ0.28mm、油性だとジェットストリーム0.38mmを使っていたのですが、エマルジョンインクのプレフィール 0.3mmはさらに細かい文字を書くことができます。なぜか通常ラインナップ(スラリ)にはなく、カスタム多色ペンのプレフィールのリフィルとしてしか手に入りませんが、これは本当に米粒に字が書けるレベルの細かさです。リフィルだけ買って、前述のピュアモルト4&1の青ノック部分に入れて使っています*3。普段はジェスト0.7mm、ここぞというときにはエマルジョン0.3mmです。
次点はシグノRT1。OKB48でも一票入れました。カラバリがまだ少ないので今後の展開に期待です。◯◯ブラック系はよ。
【万年筆部門】コクーン(PILOT)
9月23日の万年筆の日に試し書きもせずに買ったコクーン。そのデザインにひとめぼれしたのが購入動機ですが、いやぁめちゃくちゃ書きやすいですこれ。ニブはFですが、ちゃんと細かい文字が書けます。これで3,000円は安い。
万年筆らしくない外観は、カジュアルでもフォーマルでもシーンを選びません。また、同じPILOTの色彩雫「月夜」との相性が抜群なので、ぜひコンバーターと一緒に買ってもらいたい逸品。コクーンとCON-50と「月夜」で5,000円。プレゼントにもおすすめです。
次点はカクノ。最初の1本はこれで間違いありません。
【ノート部門】MDノート(ミドリ)
高級ノートなんて無駄、キャンパスノートこそ至高、と思っていましたが、実際に使ってみるとその良さがわかります。万年筆でもほとんど裏抜けしない紙質、豊富なサイズ、ページが開きやすいというのもいいです。
数ある高級ノートの中でMDダイアリーを選んだのはそのシンプルさ。無印良品のように、自分次第で何色にでも染められるところが気に入っています。同じMDペーパーを使ったMDノートダイアリーもおすすめです。品薄ですが……。
次点は丸善ライティングタブレット9000。一筆箋やメモ帳として。
【ペンケース部門】猫町ロールペンケース(木琴堂)
兵庫県にある古雑貨カフェ木琴堂のオリジナルロールペンケースです。ロールペンケースはすでに持っていたので2つ目はまったく考えてなかったのですが、柄にひとめぼれ。見つけて1秒で購入を決意しました。
収容力もあり、作りもしっかりしています。正直、こういうオリジナル文房具は市販品より割高になるイメージがあったのですが、猫町ロールペンケースは1,220円と良心的な価格。また気に入った柄が販売されたらきっと買ってしまうと思います。
次点はつくしペンケース。もはや文房具好きの基本でしょう。
使い勝手のよい一周ファスナーつくし文具店 つくしペンケース |
というわけで、今年もいろいろ買いました。ここに書き切れなかったものもありますし、忘れているものもあると思います。しかし、眠くなってきたので(笑)このあたりで終わりにしたいと思います。
最後になりますが、「文房具」という趣味は今年で卒業しようと思います。より快適に仕事と勉強に臨みたい、という動機でいろいろこだわってきましたが、ひととおりのアイテムに触れ、自分なりのお気に入りが定まってきたので、ブンゲル係数を下げるためにも、必要以上に文房具を買い集めるのは今年限りにします。
で、来年からはさらにニッチな「万年筆」にシフトアップする予定です。
ブンゲル係数急上昇待ったなし!