申年の回顧と酉年の抱負

一年前の記事にならって今年も書いてみようっと。

2016年11月1日、司法書士試験に合格した。申年最大の、というかここ数年でもっとも大きな出来事といえるけど、実はまだあまり実感がない。今も長い夢を見続けているだけのような気もするし、当然に来るべき日が来ただけ、という感覚もある。試験の手応えが壊滅的に悪かった、というのも原因かもしれない。去年はいい当たりを好捕されたという感じだったけど、今年はボテボテのピッチャーゴロを相手がエラーをしてサヨナラ勝ち、という感じ。それでも勝利は勝利だし、合格は合格。試験のことは改めて別エントリで書き記すことにする。

申年はもうひとつ大きな出来事があった。広島カープの25年ぶりのセ・リーグ優勝だ。マエケンが抜けて、どの評論家も評価を下げた中、これほどぶっちぎりの成績で圧勝するなんて自分ですら夢にも思わなかった。各選手が実力通りの成績を残せば優勝できるだろうと思ってはいたけど、去年のキクマルの例をみてもわかるように全員の調子がいい、ということはほとんどない。しかし、今年のカープはみんなが絶好調だった。MVP争いで意見が分かれるのも当然と言える(自分は菊池推しだったけど)。また、他のチームの調子が悪すぎた、というのもある。正直、負ける気がしなかった。夏前に優勝を確信したけれど、いざその瞬間を迎えたらやはり涙が出た。中学生の頃からいろんな思いが込み上げてきた。日本一になれなかったのは残念だったけど、それは次にとっておけばいい。戦力的に、今年も優勝争いするのは必至だろう。

一年前から始めた俳句は、今年も書籍やWebにいくつか掲載してもらった。ただ、自分の中ではこれで一区切りとしたい。いつしか俳句を詠むのが義務になり、楽しめなくなってしまった。それに、才能の限界も見えてきた。素養も足りていない。ただ、俳句は本当に奥が深いので、またいつか始めるかもしれない。いや、きっと始めるだろう。

新しい趣味、というわけではないけど、最近時間を費やしているのが『メンタリスト』だ。これまで海外ドラマにはまったく興味がなかったけれど、Amazonプライムの解約をし忘れ、元をとろうといろいろ見ていくうちにメンタリストにたどり着いた。メンタリストという言葉には当初は胡散臭さを覚えたけれど、見てみるとこれが面白い。真剣に自分もメンタリストになりたいと思ったくらいだ。本質的には違うけれど、雰囲気的には『古畑任三郎』に通じる部分もある。シーズン7まであるけど、2017年中には全話見終わりたい。 

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そんな申年も、健康面では決して良い一年とは言えなかった。春には咳喘息になり、腱鞘炎にもなって、さらには不眠症も併発。試験当日のコンディションは最悪だった。また、秋には胃腸炎を2回も経験した。おかげで鼻うがいや上記のメンタリストとの邂逅もあったわけだけど、年齢も年齢だし健康には最大限の気を使うようにしたい。

 

仕事・勉強面ではまず研修を無事にこなすこと。1月からさっそく九州ブロック研修、中央新人研修後期、そして特別研修が待っている。次の資格についてもおぼろげに構想はあるけれど、まずは研修を終えてから。ただ、行政書士試験だけは受けることになると思う。もういいかげんとっておきたいし、今年とらなかったらもう挑戦しない気がする。