職場でも万年筆を

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これまで日記や手紙を書くことにしか使ってこなかった万年筆を、今年からは職場でも使うことにしました。せっかく高いお金を出してそろえた万年筆を自宅だけで使っているのは宝の持ち腐れだし、好きな筆記具を使うことで仕事に対する意識も少しは高まるはず。どうせするなら楽しく仕事しなくちゃ!

もっとも筆圧の関係で複写紙に書く時には使えないし、紙質によってはインクが滲むだろうし、お客さんに貸す時も敬遠されることが少なくないだろうから100%万年筆だけで事足りるわけではないですが、ボールペンはあくまでもサブにとどめ、メインの筆記具は万年筆です。

インクは色彩雫Kobe INK物語などのあざやかなものを……と行きたいところでしたが、耐水性や提出先を考えると古典BBかブルーの顔料インクが現実的。手元にあるのはサリックス、ペリカンBB、青墨、レジストラーズインクといった面々ですが、とりあえず最初は染料インクながらなぜか耐水性抜群でそのうえコストパフォーマンスにも優れているPILOTのブルーブラックを選びました。急なインク切れにもカートリッジで対応できますしね。

パイロット 万年筆インキ INK-70-BB 70ml ブルーブラック

パイロット 万年筆インキ INK-70-BB 70ml ブルーブラック

 

 

肝心の万年筆は、自分が持っている万年筆の中ではもっともフォーマルだと思われるカスタムヘリテイジ912を使うことにしました。愛用しているセーラーの万年筆に比べると優等生的で面白みはないですが、そのぶん確実に仕事をこなしてくれることでしょう。容量の大きいCON-70ならインク切れの心配も少ないですしね。もちろんこれ一本だけでは寂しいので、他にも金ペン・鉄ペンを適宜2、3本ほど置いておくつもりです(こちらには色鮮やか系のインクを入れて)。

 

本当は宛名書き用にエラボーとか、小回りの利くキャップレスがあればもっと仕事がはかどるんだけどなぁ(感嘆)。